まいど。ファンクラ編集部お酒と格闘技担当のブロンソンです♪
オリンピック真っ只中、皆さんも盛り上がっていますでしょうか?
今回はオリンピックからボクシングの話題を一つ。
8/3オリンピックボクシング男子フライ級代表 田中亮明選手(27)が61年ぶりにフライ級での銅メダルを獲得しました。
オリンピック初出場ながら、1回戦でリオ五輪銀メダルのヨエル・フィノルリバス(ベネズエラ)、2回戦ではリオ五輪銅メダリストのフ・ジャンガン(中国)、準々決勝ではリオ五輪ライトフライ級銀メダリストのユベルヘンエルネイ・マルティネスリバス(コロンビア)と、三戦連続でリオ五輪メダリストを撃破しての4強入りは快挙と言っても良いと思います。
2階級制覇王者もTweet
田中選手の弟といえば、プロボクシング世界3階級制覇王者で現WBC、WBO8位の田中恒成選手(26)。
2020年大晦日の4階級制覇のWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔との一戦に敗れたものの、年間最高試合に輝いた激戦は記憶に新しいのではないでしょうか?
そんな元3階級制覇王者で弟の田中恒成選手も試合直後に興奮のTweet。興奮のあまりか誤字が多いのはご愛嬌😁(たくさんの野茂は詰まっていません)
田中亮明
— 田中恒成/KOsei Tanaka (@KOsei530) August 3, 2021
準々決勝勝利でメダル確定‼︎
1R目劣勢からの逆転勝利。
相手のコロンビア🇨🇴選手も
本当なの素晴らしかった‼︎
試合後の行動。
メダルを逃した直後に相手を讃える姿。
人としての強さ、スポーツの素晴らしさ、この試合にはたくさんののもが詰まっていた。
https://t.co/1vmBp8lA67
「兄は五輪メダリスト&弟は世界王者」実現!!
田中兄弟のバックボーンは父から始めさせられた空手。
空手からボクシングに転向したのは中学生の時、弟・恒成の影響だったそうです。
「ボクシングをやりたい」と言い出した弟とともに空手からボクシングに転向しました。
亮明選手は高校時代には井上尚弥選手とも通算4度対戦。4戦4敗と井上が大きな“壁”だった。同世代に井上尚弥がいた事でここまで強くなれたと語っています。
兄亮明選手はボクシングを始めた頃から「オリンピックが目標」と言い続け、弟恒成選手は「世界チャンピオンになりたい」と繰り返していた。
先に国内最速プロ5戦目で世界王者に輝いた弟、駒澤大学を卒業後は母校中京高等高校で教師、ボクシング部監督を勤めながら地道にオリンピックへの道を上がってきた兄。
兄弟の夢が東京オリンピックでついに実現したのです。
惜しくも敗れた準決勝
準決勝は8/5(木)。対戦相手はカルロ・パアラム(比)。田中選手と同様にオリンピックは初出場です。リオ五輪金メダルのシャホビディン・ゾイロフ(ウズベキスタン)を0-4の判定で下しての準決勝進出なので、ジャイアントキリング同士の対決となりました。
惜しくも敗れ、2012年ロンドン村田諒太に続く男子ボクシング金メダルへの道はここで潰えました。しかし、試合後の清々しい田中選手の表情とコメントが印象的でした。
試合の反省点を聞かれ、「ないです。相手が素晴らしかったです。」とコメント。本当にやり切った人にしか言えない一言だと思います。
#記者が現場から
— NHKスポーツ (@nhk_sports) August 5, 2021
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サイコーです!
\#ボクシング 男子
フライ級 #田中亮明 選手 #銅メダル
日本勢の男子では唯一の表彰台
充実した表情のあと気持ちがこみ上げました#Tokyo2020
ハイライトはこちら↓https://t.co/op0W3MNI2g pic.twitter.com/nYCgRrAoqH
金メダルとはならなかったものの、弟と約束した「兄は五輪メダリスト&弟は世界王者」を実現させた田中選手。これまでは世界王者の兄でしたが、いまは田中亮明として記憶にも記録にも残るボクサーになったのではないでしょうか。
今後も注目のスポーツが続々続きます。
東京オリンピック全力で楽しみましょう。では。