井上の宿敵カシメロV4達成

まいど。ファンクラ編集部お酒と格闘技担当のブロンソンです♪

今回もボクシングの観戦記を一つ。

2021年8月14日(日本時間15日)に王者ジョンリエル・カシメロ(比)と挑戦者の同級4位ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)とのWBO世界バンタム級タイトルマッチが行われました。

カシメロ選手は井上尚弥選手への再三の挑発が報道され、日本でも割と知っている人が多いのではないでしょうか。
対するリゴンドーはシドニーとアテネで2度の金メダルに輝く技巧派。プロ唯一の敗北は筆者のブログでも紹介したボクシング史上最高傑作ワシル・ロマチェンコによるもの。超がつくテクニシャンですが逃げまくるスタイルなので、残念ながら海外でも日本でも人気がない選手です。

戦前予想

ブックメーカー各社のオッズはカシメロ有利

井上尚弥選手は「リゴンドーがしっかり戦ったら判定勝ち。ただカシメロも一発がある。(カシメロの)スピードのない大振りなパンチならリゴンドーのかっこうのえじきになりますね。結構、リゴンドーのKO勝ちがあると思う」とカシメロのKO負けを予想。

筆者は以前の記事で予想した通り、リゴンドーの省エネ・安全策での判定勝ちを予想。

世紀の凡戦

肝心の試合の観戦記はというと…

特筆すべき点がないくらい面白くない試合でした。追いかけるカシメロ、逃げまくるリゴンドーが12R繰り返されます。リゴンドーがとにかく手数を出さず、何がしたいのかよくわからない展開。
試合は最後まで打ち合いらしい打ち合いは生まれず終了。判定は2-1でカシメロの勝利。
正直どっちが勝っても負けてもどうでも良い内容。

wowowで解説をしていた井上選手もリゴンドーの戦い方について「あそこまでやられたらボクシングにならない」「ここまで手を出さず足を使うとは」などとコメント。

さらなるカシメロの挑発

試合後のインタビューで勝者カシメロは「リゴンドーは終わり。次はドネア、最後に井上だ!」と挑発。

中指を立てる仕草に井上選手も爆発寸前。

戦前とは違う展開の試合でしたが、今後の4団体統一戦に向けて結果的に勝ち残ったのはカシメロ。

ドネアとの再戦か、カシメロとの因縁の対決が先か、どちらにせよ今後のバンタム級戦線から目が離せません。個人的には井上選手にはカシメロをフルボッコにしてからのドネア戦を希望w

では!

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