寒い日が続きますね。
こんばんは。晴れの日の夜は知らない土地にいてもどの季節でも星で方角が読める、方位磁石いらない系オタクchackです。
冬は寒いので出来れば冬眠したいのですが、夜空に関しては一年で一番明るい星が多くて空気も澄んでいるので、都会でも星がきれいな季節です。
活動時間が夜!という読者さんが多いファンクラマガジン、今回は少し星の話を。
ほろ酔い気分で帰宅途中、たまにはネオンの上の星を眺めてみてください。
大阪生まれの大阪育ちなので、降るほどの星空は地方に旅行に行った時にしか見れませんが、都会は都会で明るい星しか見えないので逆に星座もすぐ見つけられたりします。
冬の星座といえば、どなたでもすぐ見つけられる三ツ星があるオリオン座が最も見つけやすいかと思います。その近くに幾つか明るい星が集まっていて、三ツ星の斜め左上のまっ赤な一等星”ベテルギウスを一点としての逆三角形が”冬の大三角”と呼ばれる全季節でも派手目な大三角です。そして三角形の中でひときわ明るい星が、ベテルギウスの左下に輝く青白い星シリウスです。
このシリウス、全天で最も明るい星として有名で、習ったこともあるんではないかと思うのですが、夜職の方や一晩飲み歩く系の方なら、2022年2月現在、アレ?と思う事もあるかもしれません。真夜中というか早朝4時ぐらいの東の空に、シリウスどころではない明るい星が見えるからです。
ネオンが眩しい都会でも余裕で目立つその星は金星です。
シリウスが全天で一番明るいというのは本当の話ですが、それは恒星という太陽と同じ種類の星の中では太陽の次に、という話です。星空にはその他に地球を除いた水金火木土天海の惑星と、衛星の月が見えます。惑星はその時々で明るさも位置も違いますが、金星以外でも木星や土星はシリウスよりも明るいこともよくあります。ちなみに星座になっている普通の星との見分け方は、惑星は瞬きません。チカチカしているのが普通の星で、ピカッと光りっぱなしなのが惑星です。
昼でも見える星、金星!
さてその金星なのですが、2月はとても明るくて、日が良ければ昼間に見えることもあるのですよ。
昼に星が見えるって何?ってなるかもしれませんが、漫画みたいにピカ―って光っているわけではないですが、例えば半月とかは昼間でも見えますよね。あんな感じです。チョンッと見えることもありますので、明るい時間にも空を見上げてみてはどうでしょうか。
太陽は直接見ないように気を付けてくださいね。