まいど。ファンクラ編集部お酒と格闘技担当のブロンソンです♪
かねてから対戦交渉が噂されていたボクシングWBA世界ミドル級スーパー王者・村田諒太選手とIBF世界同級王者のゲンナジー・ゴロフキン選手(カザフスタン)が、2021年12月28日に対戦するとアメリカ「ESPN」が報じました。
なお会場はJリーグ神戸の本拠地ノエビアスタジアム神戸となるよう。観に行きたい…
紆余曲折ありましたが、実現すれば日本ボクシング史上最大のメガマッチになることは間違いないです。
対戦相手GGGとは?
対戦相手ゴロフキン選手は本名の頭文字から「GGG(トリプルG)」の愛称を持つミドル級のスーパースターです。3団体統一王者時代にはWBA19度、WBC8度、IBF4度の防衛。
43戦41勝1敗1分36KOの戦績を誇り、唯一の敗北はこちらも村田選手の次戦候補だった現3団体統一スーパーミドル級王者サウル・アルバレス(メキシコ)に負けた1敗のみで、いまだKO負けはなし。
握力は80kg以上あるとも言われ、人一倍太い前腕からくり出すパンチでボクシング史上タイの17連続KO勝ちの記録も持っています。また好戦的な試合内容で世界中で人気がある選手です。
対戦予想
日本では人気の村田選手も海外での評価は低い。
自他共に認めるボクシングファンである村田選手本人も認めるように、ミドル級にはGGG、アルバレスを始めとしたスーパースターがおり、そういった「超一流」との対戦経験が村田選手にはありません。
だからこそ、このビッグマッチは村田選手が待ち望んでいた一戦とも言えます。
対戦相手ゴロフキン選手は39歳と、全盛期よりが下降気味とはいえ、パンチ力、プレッシャー共に健在。今まで村田選手が対戦してきた相手とは比較にもなりません。
村田選手は35歳とゴロフキン選手より若いものの、ボクシング関係紙の下馬評もやはり圧倒的不利の予想が多いです。
村田選手の覚悟
それでも筆者は「番狂わせ」を期待したい。
日本でのビッグマッチに懸けてきた村田選手の想いに覚悟を感じるから。。。
WBA世界ミドル級王者に輝くも、2度目の防衛戦でロブ・ブラント(米国)に敗れ、村田選手自身も世界とのスピードと手数の差を痛感させられたはず。
しかしながら9ヶ月後の再戦で、打たれても前に出るボクシング、手数を出すボクシングで2回TKOでリベンジした姿は筆者の脳裏に焼き付いています。
コロナ禍で2年ぶりの復帰戦となりますが、悲願でもあった超一流とのビッグマッチでどこまでに覚悟を見せてくれるか。
お互いにKO負けもダウンもなし、パンチ力もあり、確実に噛み合う一戦になると思います。村田選手にはビッグネームに臆することなく「世紀のどつき合い」を見せてくれることを期待したいです!では!