まいど。ファンクラ編集部お酒と格闘技担当のブロンソンです♪
今回は最近ふと思い出したボクサーの話題。
それは「史上最強の4回戦ボーイ」の異名を持つ、全米から愛されたキャラ「バター・ビーン」。ボクシング引退後は日本でもK-1やPRIDEに出場した事があるので写真を見れば「あ〜」っとなる人も多いのでは?
なぜ「史上最強の4回戦ボーイ」なのか?
そもそもは地元ミシガン州のローカルファイト「タフマンコンテスト」のヘビー級王座で、プロボクシング転向後はそのほとんどの試合を4回戦以内で戦っていることから皮肉も込めて「史上最強の4回戦ボーイ」と呼ばれています。
しかし!マイクタイソンの収監後復帰初戦の対戦相手を務めたピーター・マクニーリーを1 Rで下したり、元IBF&WBC世界ヘビー級王者のラリー・ホームズの引退試合の対戦相手を務めたりと割とちゃんと強いのです。
バター・ビーンが愛される理由
やはりなんといっても150キロを優に超えるぽっちゃりとした肉体、そしてわかりやすいファイトスタイルが全米から愛された理由。
巨体から放つ強烈で、想像以上に鋭いパンチ。とにかく前へ出るファイトスタイル。
でも太り過ぎによってエネルギーの消耗が激しいので、後半動けないところもまた可愛いんですね。
こちらは1995年12月1日のルイ・モナコ(米国)戦で見せた約120秒の初回KO勝ち。
こういう豪快な所も記憶に残る名物ボクサーでした。
ボクシング引退後
2003年にはK-1に参戦。
天田ヒロミ、マイクベルナルドなどと対戦するも2勝4敗。
同2003年K-1Dynamite!で須藤元気と初の総合ルールで対戦し、2Rヒールホールドで一本負け。
総合の試合では12勝8敗1分の戦績を残すも、ズールやジェーム・トンプソンといったメジャーどころに勝利もしているので、興行する側にとってもやっぱり面白い存在だったんだろうなぁと思います。
世界チャンピオンでもないのに世界中から愛されたボクサーはなかなかいないのでは?
今回は懐かしの「バター・ビーン」の話題でした。では!