まいど。ファンクラ編集部お酒と格闘技担当のブロンソンです♪
今回もボクシング観戦記です。
2021年10月9日(日本時間10日)、王者タイソン・フューリー(英)と前王者ディオンテイ・ワイルダー(米)とのWBC世界ヘビー級タイトルマッチが行われました。
フューリーとワイルダーの対戦は実に3度目!
2018年12月の1度目の対戦は引き分けによりワイルダーがタイトルを防衛、2020年の2月のリマッチではフューリーがTKOでタイトルを獲得。この試合でワイルダーは44戦目でプロ初黒星を喫しました。
因縁の対決
そんな世界中が注目する因縁の3戦目は試合前から大盛り上がりを見せます。
戦前予想も50/50とほぼ互角。お互いに完全決着を狙うKO必至の試合を予想する声が多かったです。
いよいよ試合開始
さて、注目の一戦、ましてやヘビー級のタイトルマッチ。会場の演出の金のかけ方もまさにヘビー級。
両者の入場シーンも圧巻。
さすがヘビー級。ん〜、試合開始前から痺れます!
ダウン連発の死闘
試合内容はというと、まさに歴史に残る大激戦。
序盤は予想通りワイルダーが仕掛けます。ボディージャブを効果的に放ちますが、フューリーの対応力も素晴らしい。
3R。先にダウンを奪ったのはフューリー。ロープ際で右ストレートをテンプルに打ち込み、左の返しのアッパーもヒット。
このまま試合は決まるかと思われたが、4Rにワイルダーが逆襲。得意の右ストレートで立て続けに2度のダウンを奪う。しかしながらフューリーといえば驚異の回復力の持ち主。5R以降はダウンしたのが嘘かの様な動きを見せる。
一方のワイルダーは短期決戦を狙ったのもあり、ダウン後からは脚がグラグラで一髪狙いのパンチしか放てない。
10Rフューリーの右がヒットして2度目のダウンを奪う。ここはワイルダーはよく立ったと思う。ダウンの応酬に会場のファンは大熱狂。
決着は11R。フューリーの右フックにワイルダーが崩れ落ち、TKOとなった。
海外でも「モハメド・アリとジョー・フレージャー、リディック・ボウとイベンダー・ホリフィールド以上の価値のある3部作」と評されるほどエキサイティングな試合でした。年間最高試合候補は間違いないでしょう。
素晴らしい試合をありがとう!
では!