こんばんは。記憶力が人より格段に無いのに、小学生の時に覚えた日本で見える一等星の名前はいまだに殆ど言えるファンクラ編集者chackです。
大人になって思うのは小学生ぐらいまでの記憶力はすごいなぁと。その頃に意味もなく覚えた教科書の詩とか、単語が分からないまま丸暗記した英文らしきものとか、今でも普通に言えるんですよね。アニメとかも内容は覚えてないのに歌詞は丸々覚えていたり。昨日の朝ご飯を忘れることがあるのに。もっとその能力を有効活用しとけばよかったなと。皆さんもお子様がいらっしゃるなら、お子様には是非有用な事を記憶してもらえるとよいですね。
ちなみに一等星の名前はテレビのクイズ番組見ている時ぐらいしか役に立ったことはありません。
星空観測その2と書きましたが、今回は星の話ではないです。正確には”自然の星”の話ではないです。
宇宙といえば、最近前澤さんが宇宙に行ったことが話題になりましたね。
実は今、宇宙飛行士を13年ぶりに募集していたりもするんですが、ところで皆さんは「宇宙に行く」って、どこに行っているか知ってますか?
月とか?月はアポロ計画という有人宇宙飛行計画で何度か行ったとされていますが、それも最後は1972年なので50年も前の話です。それからは公には人が月に行ったという話は聞かないです。なんかしらの裏の組織がうごいてどうのとかの話は分からないですが。
でも宇宙飛行士と呼ばれる人たちが定期的にどっかに行っていて、宇宙船的なものの中からの映像が届いたりしているのは見たことはあると思います。
あれらも、前澤さんも、全て「国際宇宙ステーション(ISS)」という人工衛星に行っています。
10分だけ宇宙飛行ツアーみたいなのは別ですが、現在宇宙に何日も滞在できるところは世界を見てもISSと建設中の中国のものの2つだけです。中国のものは今のところ中国の方しか行ってないと思いますので、日本できく「宇宙で行く」は、今は「ISSへ行く」で大体あっているのではないかと思います。
今回はそんな人工衛星がどうとか難しい話ではなく(私もよくわかりませんので)観測の話です。
そう、その国際宇宙ステーション「ISS」が見えるって知っていますか?
運が良ければ、それも一等星並みに明るく見えます。
ISSが自分で光っている訳ではないので、いつでも見えるわけではないです。日に当たって反射している時に見えることがあるのです。
ISSは約1時間半で地球を一周しているのですが、日本の上を通る事もあります。真夜中は地球の影になって見えませんので、暗くなった夕方か早朝、たまたま日本の上を通っていたら、結構はっきりくっきり、その上移動している様子を観ることができます。
つまり普通の星や星座のように、毎日いつでも大体あの辺、にあるものではないんです。常に時速2万7千キロなんて速度で地球を回っていますので、通る時間を知らないとなかなか見れないと思います。
そんなんいつやねん、という情報を発信してくれているのがこちらの公式サイト。
アプリも色々あります。
直近では夜職の皆さんや夜遊び好きの方に見やすい早朝ですので、お住いのエリアで見える日に早朝に帰るなんてことがあれば、ちょっと思い出して時間と方角をチェックしてみてください。
時間になると、夜空の今迄何もなかった場所に突然小さい星が表れて、ゆっくり移動して、ある場所で突然消えます。たまたま見つけることは少ないと思いますが、知らなかったらUFOかしら案件にもなるかもしれません。
夕方に見えることも多いので、そんな早朝起きられないよという人は夕方見えている時にチャレンジしてみてください。
ちなみにISSには日本の実験棟がくっついていまして、その名も「きぼう」といいます。上のサイトでも「きぼうを見よう」となってるのはそのためです。
なので、運よくISSが見れたら、「きぼうが見えたな~」なんてゲン担ぎにもなります。
さてこのISS、意識していたら年に何回か見れるタイミングはあるのですが、未来永劫ずっと見られるわけではなく、運用を2030年で終了することが1月に発表されています。そして、2030年はできるだけ頑張って伸ばそうとした話だったのですが。ISSは、実はアメリカ、日本、ヨーロッパ、カナダ、そしてロシアが共同開発しています。そしてISSに行ける手段はつい最近までロシアのソユーズしかありませんでした。ISSにとってロシアはとても重要な国なのです。世界が大変残念ですが1月とは全く違った状況になっている今、いつまでそこにあるのかはわからないなと思います。何とか平和に30年まで運用されることを願っています。
見られる機会に是非一度空を見上げて見てみてください。