まいど。ファンクラ編集部お酒と格闘技担当のブロンソンです♪
今回もボクシングの話題です。
2021年9月10日(日本時間11日)、王者中谷潤人と指名挑戦者で同級1位アンヘル・アコスタ(プエルトリコ)とのWBOフライ級タイトルマッチが行われました。
中谷選手とは?
中谷潤人選手は171cm、𝟐𝟏戦𝟐𝟏勝 𝟏𝟔𝐊𝐎の左ボクサーファイター。その優しい風貌から「愛の拳士」というニックネームを持っています。
令和に入ってから唯一世界王者を獲得した日本人でもあり、ポスト井上尚弥とも言われる実力者です。
試合展開
対戦相手のアコスタ選手は元WBOライトフライ級の王者でもある実力者で、KO率87%を誇る強打者でもあります。
初回、中谷選手は慎重さを活かし、距離をとって右ジャブ。
2分20秒すぎにワンツーを放つと、左ストレートがモロにアコスタ選手の顔面を捉える。アコスタ選手はこの際に鼻骨を骨折し、鼻血が止まらない。
2、3回も左フックが顔面を捉え、流血はさらに拡大。4回早々にレフェリーストップとなった。
日本人初の初防衛戦米国デビュー勝利
コロナ禍で5月の大阪開催が延期の末の米国開催となるも、「米国のリングは目標だった」とプレッシャーを跳ね除けての初防衛戦米国デビュー勝利は見事という他ありません。
試合は全米にもスポーツ専門局で生中継されていたため、モンスター井上に次ぐ日本のホープとしてアピールできたのではないでしょうか。
目指すは6階級制覇
興行を主催したトップランク社ボブ・アラムCEOも中谷を絶賛。年内にも再び米国でV2戦の可能性が出てきた。
中谷はWBC王者フリオ・マルチネス(26=メキシコ)の名を挙げ、次なる目標を統一戦に掲げた。
最終目標として6階級制覇を口にしている中谷は、階級アップも視野に入れている。一つ上のスーパーフライ級は日本人王者の井岡一翔をはじめ、ファン・フランシスコ・エストラーダやローマン・ゴンサレスなど役者揃い。
スーパーフライ級への挑戦も興味深いですが、まずはフライ級タイトル統一に期待したいです。では!