まいど。ファンクラ編集部お酒と格闘技担当のブロンソンです♪
毎日暑いですね。こんな季節は冷たいハイボールをギューーーっとイキたくなります。
でもお酒は好きだけどお腹周りが気になる。そんな人も多いのでは?
そんなアナタ!「醸造酒」と「蒸留酒」の違いさえ理解しておけば、太りにくいお酒の判断は簡単です。(あくまで個人差があり、紹介する筆者は太っていないとは言っていません。)
お酒には大きく分けて「醸造酒」と「蒸留酒」の2つのジャンルがあります。
2つの違いを理解できれば、今まで以上にお酒を楽しむことができるかも!!
醸造酒とは?
醸造酒とは、酵母により原料をアルコール発酵させることで生成されるお酒のこと。
○主な醸造酒
- ワイン
- ビール
- 日本酒
醸造酒は基本的に、”アルコール発酵させたままの状態で飲む”という特徴があります。
醸造酒の歴史は古く、紀元前8500年には古代メソポタミアで大麦のビールが作られていた記録があるそうです!
また、世界各国で昔から蜂蜜酒、ワイン、シードル、プルケなどさまざまな原料からお酒が作られていました。
これらのお酒に共通するのは、”糖質”があるという点。
醸造酒の歴史は古く、その製法は昔から親しまれていたことがわかります。
蒸留酒とは?
蒸留酒とは醸造酒(発酵液)を熱し、水とアルコールの沸点の違いを利用して作られるお酒のこと。
○主な蒸留酒
- 焼酎
- ウイスキー
- ウォッカ
蒸留酒は水よりも低い沸点のアルコールを気化させたものを冷やして液化することで、もとの醸造酒よりもアルコール度数の高い液体となります。
焼酎で言えば、連続式の蒸留機で蒸留しアルコール分が36度未満のものを「焼酎甲類」、単式蒸留機で蒸留し、度数45%以下のものを「焼酎乙類」とジャンル分けされています。
蒸留酒の特徴としては糖質がない!という事が挙げられます。
蒸留酒にはカロリーはあるの?
糖質はゼロでも、蒸留酒にももちろんカロリーはあります。
じゃあ太るじゃんと考えちゃいそうですが、実はそうではありません。
蒸留酒のカロリーはほぼアルコール由来
アルコールに含まれるカロリーは「エンプティ・カロリー」と呼ばれ、そのカロリーは脂肪や糖に転換されないという特徴があります。
糖質がない蒸留酒に含まれるカロリーは他の食品のカロリーに比べて「太りにくい」と言えます。
プリン体は??
下記は、公益財団法人痛風・尿酸財団というところが発表している「アルコール飲料中のプリン体含有量」です。
- 焼酎(25%):0.0mg
- ウイスキー:0.1mg
- ブランデー:0.4mg
- ワイン:0.4mg
- 日本酒:1.2mg
- 紹興酒:11.6mg
- ビール:3.3~6.9mg
- 発泡酒:0.1~3.9mg
- 地ビール:5.8~16.6mg
- 低アルコールビール:2.8~13.0mg
- ビールテイスト飲料:1.3mg
( ※アルコール飲料100ml中)
圧倒的に蒸留酒の方がプリン体含有量が少ないのがわかります。焼酎に関して言えばなんとゼロ!!
焼酎や泡盛はダイエットのみならず、健康を気にする人にとっても嬉しいお酒と言えるのではないでしょうか?
今回は醸造酒と蒸留酒の違いとカロリーに関して解説しましたが、どんなお酒でも、適量を意識して楽しんでいただくことが一番大切です。では!