最近仕事以外でスマホのメール機能使ってますか?

NTTドコモ モバイル社会研究所が2022年1月調査した[モバイルコミュニケーション]についてデータが公開されていました。

友人に日常会話を伝えるために最も多く使う手段の年次推移

出典: NTTドコモ モバイル社会研究所ホームページ

2014年では【携帯電話でのメール】32.1%%のスコアに対し、【LINEでのメッセージ】は16.7%でした。

しかし2021年には、【LINEでのメッセージ】が56.9%と40%増、【携帯電話でのメール】9.1%と23%減となりました。

上記のことから仕事以外での普段使いの連絡手段としてLINEを活用している層は約6割弱、メールで連絡を取るケースは徐々に減りつつある傾向でした。

仕事関係者に日常会話を伝えるために最も多く使う手段の年次推移

出典: NTTドコモ モバイル社会研究所ホームページ

では逆に、仕事関係での連絡手段の比率を見てみましょう。

2014年では【携帯電話でのメール】22.1%%のスコアに対し、【LINEでのメッセージ】は7.7%でした。

そして2021年には、【LINEでのメッセージ】が26.3%と18%増、【携帯電話でのメール】9.9%と12%減となりました。

上記のことから、ビジネスツールとしてもLINEが活用されるケースが増え、携帯電話のメール機能は減少傾向となりました。

他の連絡手段の推移は?

では、携帯電話での通話はどうでしょうか。
友人間での利用の推移は2014年が21%、2021年が15.9%と約5%減でした。
仕事関係者への通話に名関しては、2014年が26.3%、2021年が21.2%と約5.1%減という結果になりました。

上記のことから、日常・ビジネスでのコミュニケーションツールとして、LINEの普及率は大分進んでおり、今までメインに使われていたメールの文化は徐々に衰退傾向となりました。

また、多少スコアは落ちましたが、メッセージのやり取りではなく、通話のスコアは日常・ビジネスともにまだまだ健在であると読み取れます。

今後のコミュニケーションツールは?

この数年でLINEをはじめ数々のコミュニケーションツールが現れてきていますが、中でもZOOMを利用したことのあるユーザーは多いのではないでしょうか。

濃厚接触を避けるために導入されたオンライン会議用ツールのZOOMですが、今では日常的なビデオ通話ソフトとして利用が増えてきているようです。

wi-fi環境さえあれば回線帯域を気にすることなく、相手の顔をみながら話せるZOOMのようなアプリは今後も増える傾向にあるとは思いますが、一方でいつでも気軽にメッセージを送れるLINEのようなアプリも共生しているので、今後ビデオ・通話・メッセージ以外の機能を持った革新的なアプリが生まれれば、5年後には今回のスコアが逆転しているかもしれません。

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