2022年、今年のNHK大河ドラマ観てますか?
「鎌倉殿の13人」というタイトル。
それにしてもドラマや映画のタイトルって人数が入ってるものってけっこうありますよね〜。
しかも割とヒットしているという。
「七人の侍」や「荒野の七人」や「十二人の死にたい子どもたち」。オーシャンズ11も「オーシャンと十一人の仲間」だし「48人の刺客」なんてものもあります。
で、今年の大河は13人。
時代的には平安時代末期から鎌倉時代ということで、源平の時代ですね。
源平と言いつつこの記事を書いてる頃には源氏が平家を滅ぼしていよいよ鎌倉時代突入!というところですが・・・
源平合戦、アツいなぁ〜。うん、いろんな伝説を残している源平。
そして源平と言えば・・・
源平討魔伝
昭和をアツくした源平討魔伝!数々の賞も受賞しているまさにレジェンド・ゲーム!

画質が粗い!そして荒い!!それでも1986年当時のゲームとしてはかなり画期的だったのです。
このゲーム、後に様々なハードで発売されますが、出た当初はアーケードゲーム、つまりゲーセンであしか遊べませんでした。
設定としては、源頼朝率いる源氏に滅ぼされた平家の1人「平景清」なる男が平家滅亡の地、壇ノ浦で奇跡の復活を遂げて、魔物化した源頼朝軍団が支配する日本を解放するというエキセントリックな内容になっています。
もはや歴史考証もクソもないSFです。
どちらが魔物かよくわからないぐらい平景清のビジュアルがデーモン閣下的なのもそうゆう時代です。

彼らは画期的なシステム多数の革新的ゲームの中で活き活きバトルしていた!
基本的には左から右へと進むというスーパーマリオから受け継ぐ横スクロールモノですが、
そんな伝統を守りつつ、

各ステージのボス戦ではBIGモードという形でクローズアップされまるで格闘ゲームのような感じでバトルを繰り広げます。
あの超有名格闘ゲームにして1VS1の格闘系ゲームの基礎を築いたと言ってもいい
「ストリートファイターII」の5年も前にすでにそのような形でのバトルモードを築きあげていたのです!


戦う相手は弁慶や義経といった源氏方の有名人。
言うまでもなく魔物化しています。
ちなみにどうして源氏勢が魔物化してるのかはわかりません。
そんなことは気にする暇もなく横スクロールです。
ちなみにこのBIGモードでのバトルがほんとにアツかった。
当時のゲーセンで何度もコインと投入してコンテニューしてました。
三種の神器であるとか日本各地の当時の地名であるとか、
またドットの粗い画面での数々の漢字表記などなど当時の子どもたちを混乱させつつも興奮状態へと叩き込むには充分なディティールがありました。
そして衝撃的な頼朝の姿!

うぅ〜〜ん デカイ
山すら見下ろすほどの大きさ。もはや魔物というよりも神。
そのクセ、ラストステージのボスとして登場する時は割と普通サイズで戦うという武士道!

そしてさらに画期的だったのはボイス!
例えば義経とのボス戦では「「殺して進ぜよう」「ほほほほほほほ」とか
最終ボスの頼朝は「戯れは終わりじゃ」「我が魂は不滅じゃ」などと
バトルしながらセリフを喋る。
もはや今のゲームなら長々と喋ったりナレーションが入ったりと当たり前ではありますが、
当時はこれだけのセリフでもまさに大興奮です!
「うるせえよ!絶対倒してやる!」と周りのゲームの音と混じって聞こえる頼朝の言葉に反抗していたガキ共。ほんとアツい。
とにかくいろんなモードやシステム、楽しみ方ができてあっ言う間に時間が過ぎていきました。
現在もちゃんとダウンロード版として存在します。
ぜひやってみてください!

